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名護交流委員会 委員長  中宮 勇一


こころから笑顔


 私が初めて見た滝川児童名護派遣報告会で、子どもたちは親に対してこころから感謝の気持ちを伝え、涙する姿に会場は温かな空気で包まれました。 現代社会では核家族の増加や地域とのつながりの希薄化により、人を思いやるこころや次世代を担う子どもたちに必要な自律性や主体性が失われつつあります。 今こそ、滝川名護児童交歓事業を通じて、子どもたちに友情の大切さや感謝のこころ、そして家族の大切さを伝え、この事業で交流を続けてきた全ての人が「こころから笑顔」になり、 これからの地域を創る子どもたちが大いなる夢や希望を持って成長を遂げるよう支えていく必要があります。
 本年度名護受入事業では、生まれ育った環境とは違う北の大地の中で、つつじ会の皆様と滝川児童が共に日本の美しい文化である思いやり溢れる「おもてなしのこころ」で 名護児童を家族のように迎え入れて頂き、4泊5日の中で雪国である北海道の生活や文化、環境の違いを体感し、親と離れて初めて気づく親からの愛情や、 多くの方との交流で感じる人の温かさから、今までたくさんの人に支えられていることに改めて感謝し、家庭泊で共に過ごす時間の中でかけがいのない友情と、 お互いに忘れることの無い「こころから笑顔」になれる事業を構築していきます。また、先輩諸氏が名護青年会議所と熱い絆を深め、 今まで続けてきた滝川児童名護派遣事業ですが未だ知らない市民の方がいるのも現実です。そこで滝川市内で行われているイベントに積極的に参加し、 この事業の存在価値を広め参加を促します。そして派遣事業を通じて、同年代の仲間と同じ時間や思い出を分かち合うことにより得られる友情や、 遠く離れた沖縄県の歴史や習慣を実際に学ぶことで得られる郷土愛、親元を離れ受入家庭の皆様の温かいこころを感じ、名護児童と滝川児童が限られた時間の中で深い絆を結び、 名護市が第二の故郷と思える事業を構築していきます。集大成である報告会では、自分達が感じた名護の地での人々の温かさや、沖縄の地で学んだ歴史や習慣、 団体行動での時間や規律を守ることの大切さ、そして仲間と一緒に一つのことを成し遂げ、成長した姿を親への感謝の気持ちとして伝え、親子のこころに刻まれる時間に致します。
 最後に、子どもたちが一生に一度しか体験できない滝川名護児童交歓事業の歴史と価値を改めて考え、未来を担う子どもたちが故郷を愛し、 大人になり共に故郷を語り合える友情を築き「こころから笑顔」になれるよう、一年間委員会活動に邁進してまいります。

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